今回は浄化槽の保守点検の点検事項についてや、実際に弊社で行っている保守点検の一例を写真付きで取り上げて、浄化槽の保守点検の具体的な仕事内容をご紹介します。これから浄化槽管理士を目指す方や弊社の保守点検サービスの利用を検討している方に参考になれば幸いです。という訳で早速点検開始!本日伺うのは、匿名家庭のイビデン合併浄化槽IBG-y7 流量調整型担体流動接触ばっ気循環方式の浄化槽家主さんに挨拶を済ませて、点検作業開始!まずはマンホールを開けます基本的に家庭向けの浄化槽のマンホールは二つか三つあります。中を開けて、全体の状況を確認します処理水のPHと透視度を確認します。*処理水とは浄化槽から出る前の最後の水のことで、槽内で処理が完了した水のことです。PHは専用の機械で確認を行います。数分で完了します透視度は、上から底面の印がどこで見えるかを確認します。少しずつ水を出していき、印が見えた高さを確認します。塩素消毒剤の補充を行います。弊社の場合、毎回満タンまで消毒剤を補充します専用の機械でばっき槽のDO(溶存酸素量)を確認します。*ばっき槽とは浄化槽内の部屋の名前であり、酸素を送り有機性微生物が活動する部屋のことです。酸素の量を確認することで微生物の働き具合を予測できます。汚泥の量を確認します。汚泥とは、浄化槽の底部に溜まる汚物の固形物であり、年に一回以上の頻度で、清掃会社に依頼を行い、専用の引き抜き車で汚泥の引き抜きを行います。各浄化槽の部屋間においての汚水の輸送量を調節します。メーカーや方式、使用状況に応じて、栓を調節し、浄化槽がしっかり機能するように調節します。水道を用いて、マンホール周りを掃除して、マンホールに鍵をかけますそしてブロワ(浄化槽に空気を送る専用の機械)の運転状況を確認した上で、フィルターの掃除を行います最後にお客様に渡す、保守点検表にチェックした数値や状況を記入をしポストインをして完了です。*浄化槽の具体的な保守点検の内容は、機種や現場での使用状況によって異なります*浄化槽の保守点検において最も大事なことは、浄化槽が正常に機能する状態を維持することです。そのため、すべての現場でこのような点検を行っているわけではありませんこの記事の監修者小坂 文直浄化槽管理士、浄化槽設備士、浄化槽技術管理者、職長・安全衛生責任者。小型から大型まで年間1500機以上の浄化槽を点検を行う。